けんくら Vol.006 痛くなる前の“いま”が大切!梅雨の頭痛対策!

今回は、Vol.005の続き
「梅雨の頭痛に役立つ対策編」です!

前回のはなし(Vol.005)のおさらい

 梅雨は低気圧による体調不良を訴える人が多く、中でも頭痛に悩む人が増加します。耳の奥にある「内耳(ないじ)」は、気圧の変化を脳に伝えるセンサーの役割があり、低気圧になると過剰に反応してしまい、血流をコントロールする自律神経が乱れて頭痛を起こす場合があります。
 また、低気圧になると「むくみ」になりやすく、むくみにより神経が圧迫されて頭痛を起こす場合もあります。頭痛には多くの人が悩まされる「片頭痛」、デスクワークの人に多い「緊張型頭痛」、目の奥がえぐられるほど痛む「群発頭痛」があります。いずれも発症原因は異なりますが、梅雨のように低気圧が続くと頭痛を起こす可能性が高くなるので、今のうちに対策を知っておくと良いでしょう。

普段から頭痛を避けるための
カラダ
をつくる!

 梅雨の頭痛の原因に内耳の過剰反応による自律神経の乱れがあげられます。低気圧で内耳が反応してしまうのはどうすることもできませんが、乱れやすい自律神経を整えることはできます。
自律神経を整える、つまり良い状態を保つには「規則正しい生活」を送ることが一番効果的で、特に毎日睡眠をしっかりとることが大切です。自律神経が整っていると、朝は自然と目が覚め、朝食で栄養をとるため空腹になり、昼は活動的になり、夜になると自然と眠気が出てきます。
 個人差はありますが、理想的な睡眠は大体6~7時間といわれ、毎日同じ時間に就寝と起床を繰り返すことが大切です。睡眠の時間が短くなる、反対に睡眠時間が長すぎるのも自律神経の乱れに繋がります。

他にも自律神経が乱れる原因が…

ストレス、暴飲暴食、喫煙など

片頭痛で痛いとき、
お風呂はNG!

 片頭痛を起こした場合は、市販されている鎮痛剤で治まる場合がありますが、基本は医療機関で診察をして、処方された薬を飲んで治療しないと改善しません。
 片頭痛の場合は、普段の生活の中で予防することが大切です。片頭痛は空腹になると血糖値が低下して痛みが発生する場合があるので、空腹は避け、きちんと食事をとりましょう。
 チョコレート・赤ワイン・チーズに含まれるチラミンは、人によっては片頭痛が発症しやすい「誘発物質」になるので注意が必要です。片頭痛が起きた場合、光や音で痛みが強くなる場合があるので、とにかく体を動かさずにリラックスすることが大切です。部屋を暗くして静かな環境で横になると良いでしょう。
 また、入浴も血管が拡張されて痛みが強くなる場合があるので、片頭痛時や予兆があるときは避けましょう。

緊張性頭痛は
筋肉の緊張をほぐす!

 緊張型頭痛を起こしたとき、市販の鎮痛剤で治まる場合がありますが、片頭痛同様に医療機関で処方された薬を飲まないと良くならない場合があります。緊張型頭痛の対策は、片頭痛と異なります。
 緊張型頭痛の場合は、首や肩の筋肉が緊張して血流が滞り、神経が圧迫されることで痛みが生じるので、入浴によって緩和されることがあります。38~40度のぬるめの湯に浸かって、湯で温まった手の平を首や肩に当てながら体全体を温めると良いでしょう。
 外出時も、首や肩を冷やさないように夏はストール、冬はマフラーをおすすめします。

群発頭痛の場合は
飲酒と喫煙は避ける!

 群発頭痛の場合は、片頭痛や緊張型頭痛と比べて解明されていることが少ないですが、目をえぐられるような痛みが1~2か月間続く場合は、医療機関で診断してもらいましょう。
 発症時は、飲酒や喫煙は避け、規則正しい生活を心がけることが大切です。また、日中の昼寝は頭痛を誘発してしまうことがあるので、予兆があるときは避けましょう。

次回は、6月2日(金)深夜24時更新です!

夏に感じる胃腸の不調!
おなかを元気に!夏を楽しもう!

『健康な暮らし2023年夏号』タブロイド1ページに掲載されている内容です。


 首周辺の筋肉が張ると、肩こり・頭痛・眼精疲労になる場合があります。血流を改善させて、筋肉の張りを緩和するには「天柱」を押すと良いでしょう。天柱を押すことで、首や肩の血行を促し、硬くなった筋肉をほぐすことが期待できます。

天柱(てんちゅう)

<3秒間隔で約30秒間押す>

 後ろ首の髪の生えぎわ、僧帽筋の外側のくぼみを、両手の四指を組んで後頭部に当て、親指で押します。
3秒間隔で「気持ち良い」と感じるまで押します。

>>夏に感じる胃腸の不調!おなかを元気に!夏を楽しもう!

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