けんくら Vol.012 除菌と触れないことが大切!食中毒は広がる前にやっつける!

今回は、Vol.011の続き
「ストレスによるおなかの不調に役立つ対策編」です!

前回のはなし(Vol.011)のおさらい

 6~9月は食中毒になる人が増加します。夏の食中毒は、カンピロバクター、O-157(腸管出血性大腸菌)、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌などの細菌が原因になり、それぞれ発生する場所、症状、潜伏期間も異なりますが、吐き気や腹痛は共通の症状で、O-157になると血便や、最悪の場合死に至る場合があるので、食中毒は徹底的な対策が必要です。
 今回は食中毒菌が付きそうな場所や除菌方法など、食中毒が広がる前の対策を紹介します。

買ってきた食材は
すぐに冷蔵庫・冷凍庫に入れる

 食肉・野菜・魚など冷蔵された食材は、常温に長時間置くと食中毒菌が発生する場合があります。特に夏は暑いので、屋外にいる時間が長いほど食中毒菌が発生しやすくなります。
 スーパーなどで食材を購入した場合は、まっすぐ帰宅し、速やかに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。移動時間が長くなる場合は、保冷剤を入れた保冷バックに入れると良いでしょう。
 また、購入した食材が重くて床に置く人もいますが、スーパーの袋に入った食材を太陽の熱で暑くなった地面に直接置くのは食中毒菌が増加する可能性が高くなります。買い物は涼しい時間帯の夕方に出かけ、重たい荷物を楽に持つことができるトートバッグやリュックなどを活用し、一時的にどうしても荷物を置きたい場合は、日が当たっていないベンチを探しましょう。

野菜は「3回以上の水洗い」が基本!

 夏は美味しい夏野菜が沢山ありますが、野菜を食べる場合はしっかりと水で洗うことが大切です。食品衛生のプロの方は、野菜は最低でも流水で3回以上の水洗いが基本だといいます。
 水洗いの方法は、ボウルとザルを用意して、その中に水を出して野菜を入れて洗い、ボウルに溜まった水を捨て、同じように水洗いをします。
 火を通す場合でも水洗いは大切ですが、サラダの場合は火を通さないので、入念に洗うことを心がけると良いでしょう。

調理器具はしっかりと除菌!
見逃しやすい包丁の柄に注意!

 調理器具の除菌は食中毒対策の基本です。例えば、生の鶏肉はカンピロバクターが付着している場合があり、その鶏肉をまな板に置いて包丁で切り分けると、包丁とまな板にカンピロバクターが付着します。そのまな板と包丁を、違う食材に使えば、その食材にもカンピロバクターが付着する、このように食中毒菌は広がっていくのです。調理に使用した器具は、熱湯をかけるか、アルコール除菌スプレーなどを活用すると良いでしょう。
 また、黄色ブドウ球菌の場合は熱に強いので、エタノールやアルコール除菌スプレーを使うと良いでしょう。
 直接食材に触れた部分だけでなく、包丁の柄なども食中毒菌が付着している可能性があるので気を付けましょう。
 また、調理前、調理中、調理後はこまめに除菌系の石鹸で手を洗えば、食中毒の発生リスクを下げることができます。

日常的に体調をコントロールする!

 食中毒は寝不足や疲労など体調不良があると発症しやすくなります。食事・軽い運動・しっかりと睡眠をとるなど、日常的に規則正しい生活を心がけるだけでも食中毒に強いカラダを作ることができます。
 特に、腸内には免疫細胞が全体の70%を占めているといわれ、腸内環境を整えるだけでウイルスや細菌などから体を守るバリア機能が強化されます。ヨーグルトや納豆などの発酵食品を積極にとり、腸内環境を改善すると良いでしょう。

>>けんくら Vol.013 大人も発症する!子どもに多い夏かぜ「ヘルパンギーナ」


 夕立が起こると低気圧により自律神経が乱れやすく、倦怠感、頭痛、肩こりなどの体調不良に注意が必要です。自律神経に働きかけるツボは数多く存在しますが、今回は「後谿」を紹介します。
 後谿は、心を落ち着かせて気分がスッキリとするツボと知られています。緊張やストレスを感じる時にも押してみると良いでしょう。

<左右各30秒ずつ>

 自律神経を整えるツボで、心が落ち着いて気分がスッキリとします。
 手の小指の外側で、小指の根元の関節から手首に向かって指2本分のあたりを5秒間隔で強めに押します。

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<<けんくら Vol.011 高温多湿で起こる吐き気や腹痛!夏に増える食中毒の恐怖!