けんくらVol.121 お盆と健康 感染症・メンタル対策編

今回は、Vol.120の続き
「お盆と健康」の感染症・メンタル対策編です

前回のはなし(Vol.120)のおさらい

 前編では、お盆時期の夏バテ予防や長距離移動の健康リスク、特にお墓参りや行事での熱中症対策について詳しくご紹介しました。今回のお話は…

 

お盆に感染症が増える理由

 お盆期間は帰省や親戚同士の集まりなどで、人との接触や移動が増えるため、感染症のリスクが高まります。

 とくに、高齢者や子どもは免疫力が弱く、風邪や胃腸炎、新型コロナウイルスなどの感染症にかかりやすい傾向があります。家族が多く集まる場では、手洗いや消毒など基本的な感染対策を怠らないようにしましょう。

手洗い・マスク・換気を徹底

 感染症対策の基本は、手洗いとうがい、そしてマスクの着用です。外出からの帰宅時や食事前後、トイレ後などは必ず石鹸を使って丁寧に手を洗いましょう。

 また、人が密集する場所ではマスクを着用し、咳エチケットを守ります。さらに、定期的な室内の換気を行い、空気を常に新鮮に保つことが重要です。

衛生管理の徹底が
感染リスクを下げる

 家庭内でも感染症が広がる可能性があります。
 タオルや食器、寝具などの共有は避け、洗面所やトイレなど共有スペースの消毒を徹底しましょう。

 ドアノブやスイッチ、手すりなど、多くの人が触れる場所はアルコール消毒液や除菌シートで頻繁に消毒する習慣をつけましょう。

家族が感染した場合の対応

 家族内で発熱や咳、胃腸の不調などの症状が出た場合は、速やかに隔離をして他の家族との接触を最小限に抑えましょう。

 まず、症状のある方には専用の部屋を設け、できるだけ他の家族との共有スペースを使わないようにします。感染の拡大を防ぐため、食事や飲み物の提供も部屋まで運び、専用の食器や使い捨ての容器を使用しましょう。

 症状が軽い場合でも、しっかりと安静にし、水分補給をこまめに行いましょう。とくに経口補水液などを用意すると効果的です。体温や症状を定期的に記録し、症状の推移を観察します。高熱が続く、呼吸困難、強い倦怠感などの重い症状が見られた場合や、軽度の症状でも数日以上続く場合には、早急に医療機関を受診してください。

 看病をする側も感染予防が重要です。消毒にはアルコール系または塩素系の消毒薬を使用すると効果的です。アルコール消毒薬は手指や頻繁に触れる場所に、塩素系消毒薬はトイレや浴室などの汚れが目立つ場所に使用するとより効果的です。

 看病時はマスクや手袋を着用し、感染者が触れた衣類や寝具は頻繁に交換して清潔に保つようにしましょう。

 また、感染者が使用したものを触れた後は、必ず手洗いや消毒を行い、家族間での感染拡大を防ぐことを徹底してください。

 家族同士で感染状況や体調についてこまめに情報共有し、協力して感染管理に取り組むことが重要です。

お盆時のメンタルケア

 お盆期間中は普段会わない家族や親戚との交流が増え、楽しい反面、人間関係のストレスを感じる方も少なくありません。
 とくに帰省による生活環境の変化や親戚間のやり取りで疲れや緊張を感じやすくなります。

 厚生労働省によると、こうした環境の変化による精神的負担は、一時的な不安感や憂うつ感を引き起こす可能性があると指摘されています。

 普段とは異なる環境下で、慣れない寝具や生活リズムの変化など、細かなストレスも積み重なりやすいものです。自分の気持ちを無理に抑え込まず、心地よい距離感を保ちながらコミュニケーションを取ることが大切です。

 ストレスを感じたら、適度にひとりで過ごす時間を確保したり、気分転換に軽い散歩やストレッチをすることも効果的です。

 また、十分な睡眠を確保し、栄養バランスの良い食事を意識して摂取することもメンタルケアにつながります。
 また、お盆明けにも注意が必要です。「帰省うつ」「休み明けのブルー」と呼ばれる現象は、急な環境変化への心の反応であり、疲労や睡眠不足、日常への復帰に対する不安が影響すると考えられています。

 お盆期間の疲れを軽減するために、帰宅後は無理のないスケジュールで過ごし、十分な休息を取ることを意識しましょう。

 さらに、帰省中や帰省後に気分の落ち込みが長引く場合は、ひとりで抱え込まず、家族や友人、専門家などに早めに相談しましょう。早期に対処することで精神的な負担を軽減でき、心身の健康維持に役立ちます。  

 家族同士でメンタルの変化に気づけるよう、互いに声を掛け合い、温かいサポート体制を整えておくことも重要です。
 お盆は家族との交流を深める大切な時期ですが、健康管理も欠かせません。感染症対策メンタルケアをしっかり行い、心身ともに健やかで充実したお盆を過ごしましょう。家族や自分自身の健康を守るため、日々の小さな配慮や習慣が何よりも大切です。

 ぜひ今年のお盆を、安全で笑顔あふれる特別な時間にしてくださいね。

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酷暑に負けない体づくり

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>>次回、けんくら Vol.122は 8月15日(金)深夜24時更新!
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メンタルケアにおすすめ!
チャイルドポーズ

1セット:20秒間のキープを2~3回。
気持ちが落ち込んだ時や、リフレッシュしたい時に行うのがおすすめです。

 夏の暑さに加えて、帰省や環境の変化などで心が疲れたり、気分が落ち込みがちなことも多いですよね。
 そんな時にぜひ試していただきたいのが、簡単にできるヨガの『チャイルドポーズ』です。
 心と体を落ち着かせ、ストレス軽減やリラックス効果が期待できます。静かな時間を取り入れ、穏やかな気持ちを取り戻しましょう。

床に四つ這いになります。両手を肩幅に、両足は腰幅程度に開きます。

息を吐きながら、ゆっくりと上半身を前に倒し、お尻を両足(もしくは、かかと)にのせ、額を床につけます。
両手は前方に伸ばすか、身体の横に自然に置いてリラックスします。ゆったりと深呼吸を繰り返し、体と心をリラックスさせます。(20秒間キープ)

ゆっくりと上半身を起こし、少し休憩したら、再び②を行う。
2〜3回繰り返したら、終了です。

体に痛みを感じたら、すぐにやめましょう。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。

>>次回、けんくら Vol.122は 8月15日(金)深夜24時更新!
「『蚊の日』から考える 虫刺され特集(前編)」をお送りします。

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