けんくら Vol.112  夏に弱るなんて言わせない!シニアの元気を守る黄金ルール<健康な暮らし2025年夏号連動企画>

 新しい一年が始まりました。今年も健康で元気な毎日を送りたいものです。そのために注目したいのが「血糖値」。健康で充実した一年を過ごしたい、そんな方にとって「血糖値」はとても重要なキーワードです。心臓病や脱水症状、胃腸の不調や痛風など、さまざまな病気や不調の背景には血糖値の乱れが関係していることがあります。

血糖値とは?

 血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(糖分)の濃度のことを指します。私たちが食事をすると、血糖値は自然に上昇しますが、これを適切にコントロールできている人は、結果的に健康な体を維持することができます。
 例えば、血糖値が高い状態が続くと、心臓や肺に負担がかかるだけでなく、いわゆる「メタボ」と呼ばれる状態になるリスクも高まります。さらに、動脈硬化糖尿病などの重大な疾患の原因にもなりかねません。健康を維持するためには、血糖値の適切な管理が欠かせません。

血糖値が上がることで起こる
体の不調

 血糖値が急激に上がる、または高い状態が続くと、体にはさまざまな不調が現れます。具体的には、以下のような症状が挙げられます。

疲れやすさ
血糖値が乱れることでエネルギー代謝が滞り、慢性的な疲労感を感じやすくなります。

肥満
血糖値の高い状態が続くと、脂肪が蓄積されやすくなり、体重増加の原因となります。

動脈硬化
血管の内壁が傷つき、血流が悪化することで、心臓病などのリスクが高まります。

胃腸の不調
血糖値が乱れることで消化機能が低下し、腹部の不快感や便秘・下痢が生じやすくなります。

痛風
高い血糖値は尿酸値にも影響を与え、痛風発作のリスクを高めます。

糖尿病
慢性的に血糖値が高い状態が続くと、インスリンの分泌や作用に問題が生じ、糖尿病を引き起こす可能性があります。
これらの症状を防ぐには、日常的に血糖値を意識し、適切な管理を行うことが大切です。

お酒と血糖値の関係

出典:Am J Clin Nutr. 2007;85(6):1545-1551を改変

 食事と一緒に適量のお酒を飲むことで、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待されています。
 2007年にオーストラリアの研究により、ビール、白ワイン、ジン、水でお酒と血糖値の関係を検証したところ、次のような結果が発表されました。同時に6枚切りの食パンを3枚食べた場合の血糖値の上昇の様子を観察するというもので、水と比べて、いずれのお酒でも血糖値の上昇を抑えることがわかったのです。
 飲酒によりそのアルコールを分解する過程で消費されるNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)が減るため、肝臓での糖新生が抑えられて、血糖値の上昇が抑制されると考えられています。
 また、お酒に含まれる純アルコールのカロリーは、アルコール代謝で約70%は消費されるので、同じカロリーの脂肪や糖質をとったときよりも、太りにくくなります。
 食事と一緒に飲むお酒は、食事と合うようにつくられた美味しい健康のお酒「陶陶酒」や「デルカップ」もおすすめです。
 ただし、お酒の飲みすぎは逆効果となるため注意が必要です。適量を守ることで、健康管理の一助として役立てることができるでしょう。

毎日の健康対策におすすめ!健康のお酒「陶陶酒」はこちら

冬の健康管理血糖値

 冬は、血糖値のコントロールが難しくなる時季でもあります。
 寒さによる血流の低下や基礎代謝の変化により、体調管理が必要です。この時季に意識しておきたいのは、温かい飲み物や体を温める食品を取り入れることです。
 例えば、高麗人参や生姜、シナモン(桂皮)などは、寒い季節に体を温める食材として期待されています。これらを含む食品や飲み物を日常に取り入れることで、冬場の快適さをサポートします。

>>次回、けんくら Vol.093は 1月24日(金)深夜24時更新!

次回は、「冬こそ飲んでわかる!健康酒の魅力 」をお送りします。


 年始は寒さや暴飲暴食、長期休暇の運動不足などにより腰痛に要注意です。腰痛を予防するには、腰と脚の裏(ハムストリングス)の筋肉をしっかり伸ばすことが大切です。ハムストリングスが硬くなると腰に負担がかかるので、このストレッチで柔らかくすることが大切です。


腰痛
の危険信号に!

ハムストリングスストレッチ

目安:1日1セット
1セット:片足20秒ずつ

仰向けに寝て、左脚を天井に向かってまっすぐ上げます。

膝を少し曲げて、太ももの裏を手で支えます。その状態で20秒間キープします。
右脚も同じように行います。

体に痛みを感じたら、すぐにやめましょう。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。

>>次回、けんくら Vol.093は 1月24日(金)深夜24時更新!


<<けんくらVol.091 健康に関わる習慣化に 必要な期間は約○○○