

今回は、Vol.131の続き
秋が大切!インフルエンザ予防(後編)です

前回のはなし(Vol.131)のおさらい
前編では、インフルエンザが秋から流行する理由やワクチンの大切さ、そしてA型・B型・C型の違いについてご紹介しました。今回は、日常生活でできる予防の工夫をお伝えします。

手洗い・うがい・マスク

外出から戻ったらまず手洗いを。石けんで20秒以上、指先や手首まで丁寧に洗いましょう。うがいは水でも十分効果があります。アルコール消毒は便利ですが、泥やホコリを落とす効果は石けんの方が優れています。
マスクは飛沫を防ぐだけでなく、口元の湿度を保ち、喉を潤す効果もあります。
インフルエンザウイルス自体にはアルコールも有効なので、外から帰ったときはまず石けんで手を洗い、すぐに洗えない場面ではアルコール消毒を使うのがベストです。
睡眠と休養

睡眠は免疫を守るために欠かせない時間です。眠っている間に免疫細胞が活性化し、体はウイルスに対抗する準備を整えます。
🌛徹夜はしない
一晩の徹夜で免疫細胞の働きが2〜3割も落ちると報告されています。睡眠不足が続けばさらに免疫力は下がり、感染症にかかりやすくなります。
🌛体内時計を整える
平日と週末で起きる時間が大きく違うと、体内時計が乱れて免疫も不安定になります。毎日同じ時間に寝起きすることが大切です。
🌛寝室環境を整える
室温は18〜20℃前後、湿度は50〜60%が目安です。加湿器や濡れタオルを利用し、乾燥を防ぎましょう。
🌛寝つきをよくする工夫
就寝前のぬるめ入浴や、スマホ・PCの強い光を避けることは、眠りの質を高めるのに役立ちます。また、睡眠不足はインフルエンザワクチンの効果にも影響するといわれています。接種の前後はしっかり眠ることで、抗体がつくられやすくなるのです。
食事で免疫力を高める

🐟発酵食品(納豆、ヨーグルトなど)
腸内環境を整え、免疫の7割を担う腸を元気にします。
🐟ビタミンD(魚、きのこ類)
免疫細胞を活性化させます。日光を浴びることでも作られるので、散歩もおすすめです。
冬は日照時間が短くなり、ビタミンD不足になりやすい季節です。意識して魚やきのこを取り入れましょう。
🐟たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)
抗体の材料になります。たんぱく質を積極的に摂るようにしましょう。
ストレス対策

近年注目されているのが「笑い」です。大阪国際がんセンターの研究では、落語や漫才などを鑑賞して大笑いしたあと、血液中のナチュラルキラー(NK)細胞の活性が高まったと報告されています。NK細胞はウイルスやがん細胞を攻撃する免疫細胞で、「笑うこと」がその働きを自然に強めることが確認されています。
米国メイヨークリニックの紹介でも「笑いはストレスホルモンを減らし、免疫細胞を活性化する」とされ、笑うことで血流が良くなり、筋肉の緊張がほぐれ、全身のリラックスが続くといわれています。
健康長寿ネット(公益財団法人長寿科学振興財団)でも「笑いの免疫機能・ストレスへの作用について」解説されており、医療の現場で「笑いヨガ」や「ユーモア療法」が補完療法として取り入れられることもあります。
日常でできる工夫

漫才やコメディ番組を見て声を出して笑う、ペットや子どもとのふれあいで自然な笑顔を増やす、職場や家庭でも「笑顔を意識」するだけで効果があるとされます。
作り笑いでも脳は「笑っている」と認識し、自律神経のバランスを整える効果があるといわれますちょっと無理にでも口角を上げることが、実は免疫の第一歩になるかもしれません。
健康酒の最高峰
からだを冷やさないことも、秋冬を元気に過ごすポイントです。
「特撰陶陶酒オールド」は、原酒を長期熟成させた健康酒の最高峰です。芳醇なコクと香りが特長で、くつろぎのひとときとともに、日々の健康維持を意識する方に寄り添います。
冷え込みが強まるこれからの季節に、暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

>>次回、けんくら Vol.133は 10月31日(金)深夜24時更新!
「乾燥肌を守る秘訣は、外からの保湿+内からの温め」
をお送りします。

乾燥や風邪の季節に「咳が長引く」「息苦しさを感じる」。そんな時に頼りになるのが、ひじの内側にある「尺沢」です。
呼吸を整えるツボとして古くから用いられ、咳や胸の不快感のセルフケアに役立ちます。デスクワーク中や就寝前に軽く押してみましょう。

ひじを曲げた時にできるしわの親指側の端にあります。
反対の親指でやさしく5秒押して離すを左右各5回。肩の力を抜き、深呼吸に合わせて行うのがコツです。


