



※健康な暮らし2024年新春号タブロイド5ページに掲載された内容です。
トップアスリートも
質の良い睡眠をめざす!

今回は「健康トライアングルでめざせ健康長寿!」というテーマで、「①食事編(健康な暮らし2024年新春号タブロイド2ページ)」、「②運動編(同4ページ)」に続いて、最後は「③睡眠編」をご紹介いたします。
睡眠は、心身の疲れを取り除いて、毎日を健康に過ごすために必要な回復方法です。スポーツ界でも、睡眠には良いパフォーマンスや集中力を高める効果があることが知られていて、世界で活躍するトップアスリートの中には、自宅以外の環境で寝泊まりする時はマットや枕を持参するほど、睡眠を重要視している方もいます。
最近は睡眠に特化したサプリメントなども人気で、質の良い睡眠が健康に繋がることは周知の事実です。質の良い睡眠は、睡眠に適した環境づくりと体づくりが大切になります。
枕の高さは首が曲がらない
真っすぐの状態が理想!
質の良い睡眠のためには「枕」が大切です。枕が高すぎると首とアゴが近くなることで気道が狭くなり、呼吸がしづらくなります。反対に枕が低すぎると、首に負担がかかってしまいます。
枕の高さは、首を曲げずに自然と立っている姿勢のまま横になるような、つまり耳と肩の位置が直線になる真っすぐの状態が理想だといわれています。
枕の高さは、専門店であれば体に合わせてオーダーメイドで作ってくれますが、枕の代わりにタオルや座布団を使って位置を調整することもできます。

快眠に良い室温は
高め?低め?
ぐっすりと満足する睡眠をとるためには、入眠しやすい室温にすることが大切です。睡眠に快適な室温は、季節や寝具によっても変わりますが、一般的に室温は高めより低めの方が入眠しやすいとされています。
これは、深部体温(脳や内臓など、体の内部の温度)が下がると同時に睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の分泌が活発になるからです。
頭はひんやりとした環境のほうが好ましいので、冬の場合、室温は20度前後、湿度は40~60%を目安に保つと良いでしょう。
アロマの香りが
質の良い睡眠に誘う!

部屋を良い香りで満たすと気分が良くなりますよね。
昔からラベンダーの香りは精神状態を落ち着かせて睡眠時に良いとされています。イギリス・ロンドンの病院で、睡眠薬を常用している患者さんにラベンダーの香りを嗅いでもらったところ、睡眠薬なしでも深く眠ることができ、さらに高齢者の徘徊もなくなったという報告があります。
香りはリラックス効果を生み、良い睡眠をサポートするので、最近はラベンダーやヒノキ系の香りを枕や寝具に吹きかける「ピローミスト」と呼ばれるスプレーを活用する方もいます。
香りを上手に取り入れて質の良い睡眠をとりましょう。


>>次回、けんくら Vol.037は 12月29日(金)深夜24時更新!
「冬を元気に過ごそう!ゆるなが養生で元気になる!」をお送りします。

※健康な暮らし2024年新春号タブロイド7ページに掲載された内容です。
冬はエネルギーをたくさん消費するから
疲れやすい!

師走に入り、とくに朝晩の冷えが厳しくなりました。「冷えは万病のもと」という言葉どおり、寒い冬はからだの冷えから体調不良を起こしやすくなります。
中医学で冬は五臓の「腎」が敏感になる季節です。腎は生命力の根源と言われていますが、冷えに弱く、冷えにより「老化」を早めると言われています。とにかく冷やさないことが大切です。また、冬は体温維持のためにエネルギー消費が多くなるため疲れやすくなります。基礎代謝量が多くなるのでダイエットをするには効果が高い季節ではありますが、無理をしすぎて疲れを蓄積しないようにしましょう。
そんな疲れやすい冬におすすめのツボが、「若々しく元気になるツボ」です。もうすぐ新年を迎えますが、ツボを押して活力溢れる辰年の龍のように元気に楽しく新年をスタートしたいですね!

太渓(たいけい)
<目安:5秒間隔で30秒間押す>
冬に敏感になる五臓の「腎」にエネルギーをチャージするツボ。
渓流のようにエネルギーが湧き出します。腎は、「生命の根源」とも呼ばれ、発育や若々しさ、水分代謝などを担います。冷えや口の乾きを感じる時にもおすすめのツボです。
内くるぶしの後ろでアキレス腱側の大きな窪みの箇所にあり、アキレス腱を優しくつまむように5秒間隔で押します。(30秒)

体に痛みを感じたら、すぐにやめましょう。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。


