けんくら Vol.043 免疫力の要「衛気」を整える!

今回は、Vol.042の続き
立春の健康の対策編です!

前回のはなし(Vol.042)のおさらい

 

 2月4日に始まる「立春」は、一年のうちで最初の節気を指し、春が始まる時季を表しています。季節の変わり目としての意味合いも強く、気温の変化や日照時間の増加などで私たちの心身に大きな影響を与えます。
 「新年の始まり」である立春の前日にある節分の豆まきは、鬼や悪霊(災いや病気)を追い払い、福を家に招き入れるために行われます。この風習は、家庭の平安と健康を願う儀式として現在も広く行われています。
 現在では全国的に広がった節分の「恵方巻き」は、その年の恵方(福を呼ぶとされる方角)を向いて丸かぶりで太巻きを食べる風習で、江戸時代に大阪で始まったと言われています。
 立春の時期は、風邪インフルエンザなどの感染症が流行しやすい時期で、気温の変化に伴って風邪を引きやすくなったり、日照時間が長くなることで睡眠パターンが乱れたりする恐れがあります。さらに、アレルギー性鼻炎など、春特有のアレルギー症状を感じる人も少なくありません。
 中医学では、インフルエンザなどの感染症や風邪を予防するには「衛気」が大切になります。しかし立春は季節の変わり目にあたるため気の変化が激しく、衛気が不安定になり、外邪に対する抵抗力が低下することがあるので、「衛気」を整えることが大切になります。


「気」のひとつ衛気

 中医学では、「気」は「生命エネルギー」を表していて、気の作用は5つあります。

①推動作用
人体の成長や発育や経絡などの生理機能を促す。
②温煦(おんく)作用
体温を維持調節する。
防御作用
皮膚を守り、外邪の体内への侵入を防いだり侵入してきた外邪と戦って外に追い出す。
固摂(こせつ)作用
血液や汗、尿などの排泄が過多にならないように統制する。
気化作用
気の機能によって体内の物質の転化とエネルギー代謝を維持するために働く。


 気は主に「元気」・「宗気」・「営気」・「衛気」から成り立っており、衛気は体の外側を循環する防御的なエネルギーにあたり、外部の病因から体を守る重要な役割があります。

衛気を整えるには

 この時期、体を守るために大切な「衛気」を整えるには、以下が大切になります。

衛気を整える食事


 体を温めて強い免疫力を保つ食材である生姜、にんにく、ネギ、にんじん、鶏肉、牛肉、いわし、さば、シナモン、ウイキョウなどの温性の食材を摂取することが大切です。 
 また、免疫力を充実させる食材である長芋、じゃがいも、かぼちゃ、アスパラガス、ひじき、いちご、りんごなどもおすすめです。

適度に運動する

 適度な運動は血液循環を促すので、衛気の流れを改善します。軽いエアロビックなどの有酸素運動、ウォーキング、太極拳などが効果的です。また、新鮮な空気を吸い込みながらの屋外での活動は、衛気の循環を促進します。

睡眠や休息をとる

 充分な睡眠は体の回復に不可欠で、衛気のバランスを保つのに大切です。
また、衛気は昼間は体の外側を循環して体を防衛していますが、夜間は臓腑を休ませるため体内に戻ると言われており、夜間は免疫力が弱くなります。夜間は無理をせずに睡眠をしっかりとるようにしましょう。
 そして、休息をとることも大切です。ストレスを適切に管理し、リラックスする時間を持つことは、衛気を安定させます。

この時期の健康対策に、
1年の健康づくりに「健康酒」

 デルカップ陶陶酒などの健康酒はマムシエキスや高麗人参の他、10数種類の自然のエキスが溶け込んだ健康のお酒です。
 心身のバランスが崩れると不調が起こるという東洋医学の考えを基にデルカップや陶陶酒はつくられており、毎日健康酒を飲むことで心身のバランスを取り戻すことを目的としています。
 体調を崩しやすいこの時期の健康対策や立春からはじめる健康づくりにぜひお役立てください。

次回は、2月16日(金)深夜24時更新です!


 寒い季節、とくに男性に 多く見られる残尿感や夜中に何度もトイレに行きたくなる夜間頻尿。高血圧や糖尿病などの病気が原因の場合もあるので、医療機関を受診することをおすすめしますが、病気でない場合は、手軽に「関元」のツボを押すのもおすすめです。

おへそから指4本分下にあるツボ。両手の人差し指〜小指までの四指を重ねて軽くこねるように30秒間押す。

>>次回、けんくら Vol.044は2月16日(金)深夜24時更新!

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