



※健康な暮らし2024年夏号タブロイド1ページに掲載された内容です。
夏がやってきます。日差しは強くなり、湿度も急激に高まってきます。そんな夏に「ドライアイ?」と思われる人もいるかと思いますが、実は夏にドライアイの症状が悪化することがあります。
日本人の千万人以上が!?
ドライアイは、涙の量が不足する、涙の質が悪いために目の表面が十分に潤わず、目がゴロゴロする、乾くなどの症状が見られます。
最近行われた日本人の疫学調査によると、40歳以上の17・4%がドライアイであったということがわかっています。これは、少なく見積もっても千万人以上がドライアイだということになります。
夏に増える原因!
<原因1>扇風機やエアコンの影響
夏場はエアコンや扇風機を使用することが多くなり、これらが直接顔に向けられると涙が蒸発しやすくなります。この風がドライアイを引き起こす原因になるとされています。
また、直接風が当たっていなくても、部屋の湿度が下がっていると、目の乾燥にも繋がります。
<原因2>室内の時間が増え、パソコンやスマホの使用時間が増える
夏は屋外が暑いため、室内で過ごす時間が増える場合があります。その結果、パソコンやスマートフォン(スマホ)の画面を見る時間が長くなります。
長時間画面を見ていると、まばたきの回数は減少し、それが涙の蒸発を促進し、ドライアイを悪化させる原因になります。
夏に有効な対策は
<対策1>直接風が当たる場所は避け、加湿器を置く

エアコンや扇風機の近くには座らないようにし、風が直接目に当たることを避けることで、涙の蒸発を抑え、ドライアイのリスクを減らすことができます。
また、夏場でもエアコンの使用中は湿度が下がりやすくなります。そのため、加湿器を積極的に使って、常時50%前後をキープするようにしましょう。
そして、加湿器を置く場所は、エアコンの風が直接当たらない場所や部屋の中央が良いとされています。また、床に直置きよりも台や机の上に置く方が、湿度が部屋全体に行き渡りやすくなります。
<対策2>直目線を下に下げる、使用時間を減らす

パソコンやスマホの使用時には画面を正面よりも下に設置し、目を広げすぎないようにすると良いでしょう。目線が正面よりも上を向くと、下を向いている時よりも目が大きく開く傾向にあります。そのため、パソコンやスマホの画面を、目線よりも下にすると、ドライアイの症状を感じにくくなる場合があります。
また、仕事上止むを得ない場合以外はパソコンやスマホの使用をなるべく控えましょう。
目の健康をサポートする抗酸化物質

ドライアイは多くの方が悩む目の病気で、夏に症状が悪化することがあります。もちろん、ドライアイ用の目薬を使うのも良いですが、根本的な原因に対して対策するだけで、症状が緩和することもあります。
抗酸化物質のアントシアニンが豊富に含まれているビルベリーは目の毛細血管の血流を促すと言われており、目の健康のサポートが期待できます。医師の相談のもとで上手に利用することをおすすめします。
アメリカ眼科学会が推奨
20-20-20のルール

アメリカ眼科学会が推奨する「20-20-20のルール」をご存知ですか?
「20分ごとに、20フィート先(5〜6メートル先)を、20秒間見る」ことを実践することで、ドライアイになりづらくするとともに、目の疲れ解消も期待できます。

>>次回、けんくら Vol.061は 6月14日(金)深夜24時更新!

※健康な暮らし2024年夏号タブロイド3ページに掲載された内容です。

夏の暑さは私たちの日常生活に多くの影響を与えますが、特に中高年の方々にとって脱水は深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。しかし、筋力トレーニングをして筋力をつけることにより、体内の水分保持能力が向上して脱水予防に効果的であることがわかっています。
今回は、椅子を使って安全に配慮した筋力トレーニングで、下腹部のインナーマッスルを鍛えて転倒防止に役立つ「膝上げ」をご紹介します。
ひとつの動きをゆっくり5秒ずつかけて行うのがポイントです。また、2セットずつ連続して行うと効率的に筋力をつけることができるのでおすすめです。インターバルも大切で、1セット終わったら、必ず1分は休憩をとってから2セット目を行うようにしましょう。
膝上げ
目安:1セット左足10回・右足10回/連続して2セット行う(1日1回)
①手で椅子の座面をつかんで座る。

②左足を5秒数えながら20センチ程引き上げる。

③左足を5秒数えながら足裏が床につく一歩手前まで引き下げる。
これを10回繰り返します。

体に痛みを感じたら、すぐにやめましょう。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。


