けんくら Vol.066  舌もチェック!夏に起こる胃腸バテ!


に起こる
胃腸バテに注意

 夏にお腹をこわし、食欲低下になった経験はないでしょうか。もしかすると、胃腸に不調を引き起こす「胃腸バテ」を引き起こしている可能性があります。
 今回は、胃腸バテの原因や症状、チェック方法についてご紹介します。

なぜ胃腸バテ
起こるの?

 胃腸バテのおもな原因は、自律神経の乱れです。正常時の人間の体は、交感神経と副交感神経がバランスを取りながら体温調節をしています。
 例えば、気温が高いときは体温を下げるために汗をかき、血管を拡張させることで熱を体外へ逃がします。
 また、気温が低いときは血管を縮小して熱を保ち、体温を一定に保とうとします。しかし、夏の気温の暑さやエアコンの冷房によって自律神経が過剰に作用すると、体温調節のバランスが乱れて胃の不調が生じます。
 とくに胃の場合、交感神経が強く作用することで影響を受けます。血管が収縮し、粘膜への血液量が減少して胃の動きが鈍くなったり、胃粘膜を保護する粘液が減少します。その結果、胃もたれや食欲不振などの症状が起こる場合があります。

胃腸バテの症状は?

 胃腸バテが起こると、以下の症状が起こる可能性があります。

①食欲不振

 暑くて喉が乾くと、過剰に水分補給をしてしまい、食欲不振になる場合があります。また、自律神経が乱れることで胃酸の分泌が活発になり、胃に食べ物が滞留しやすくなって食欲が低下するケースもあるでしょう。

②下痢

 夏場になると、汗をかくため、水分補給をするケースが多くなります。その際に冷たい飲み物ばかり飲むと、胃が冷えて消化不良になり、下痢が起こる可能性があります。

③胃痛

 暑いからといって冷たい飲み物を飲みすぎると、胃腸の働きが鈍くなり、胃の痛みが起こる場合があります。また、暑さでストレスがたまり続けると痛みが強まる場合があるため、注意が必要です。

④胸やけ

 急に冷たいアルコールを多く飲んでしまうと、胃を刺激して胸やけが起こる場合があります。水分の摂り過ぎも原因の1つになるため、水分補給をする場合は適度におこないましょう。

胃腸バテかも?と
思ったら舌をチェックしよう 

 「なんだか胃の調子が悪い気がする…」このような感覚がある場合は、鏡で舌苔(舌の表面にある細菌のかたまり)の状態を確認してみましょう。

 舌苔の量は胃腸に溜まった未消化物の量を表すとされており、平常時は綺麗な薄ピンク色でうっすら苔が付着しています。
 一方で、胃に負担がかかり、消化機能が低下する状態が続くと黄色い舌苔が多く付着するようになります。

>>次回、けんくら Vol.067は 7月26日(金)深夜24時更新!

次回は、胃腸バテの放っておいたらいけない症状についてお送りいたします。


 自律神経が乱れ、交感神経が優位になりやすい生活が続くと、背中(とくに肩甲骨まわり)が硬くなります。
 1日の終わりの寝る前に、お布団の上で「胸開き」ストレッチをして肩甲骨まわりを柔らかくすることがおすすめです。

お布団胸開きストレッチ

1セット:左右1回ずつ 目安:寝る前に1回

①右側を下にして横向きに寝て、両腕を肩からまっすぐに伸ばす。
両ひざは軽く曲げる。

②腰から下はそのまま動かさず、息を吐きながら左手で半円を描くように胸をひろげ、顔を天井に向けて上半身だけ仰向けにする。
その姿勢ままゆっくり呼吸をして10秒キープする。反対側も同様に行う。

体に痛みを感じたら、すぐにやめましょう。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。

>>次回、けんくら Vol.067は 7月26日(金)深夜24時更新!


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