


秋はホルモンバランスの変化に
気をつけよう!

これから徐々に気温が下がり、過ごしやすいと感じる方が多いかもしれません。
しかし、今の時期は気圧の変動で、ホルモンバランスが乱れやすくなります。気圧が上がったり下がったりすると、耳の奥になる内耳(体のバランスを保つ器官が集まる場所)が気圧の変化を感じ取り、脳に情報が伝達されます。脳に伝わった情報はストレス反応を引き起こし、交感神経が優位になって心拍数の増加・血圧上昇・慢性痛の悪化・めまいやうつの悪化などにつながります。
人間の体は外的環境によるストレスに順応できるよう自律神経が備わっているのが特徴です。しかし、気圧の影響を受けると神経がうまく機能しなくなり、体に異変が起こってしまうのです。
季節の変わり目に
影響を受けやすい人の特徴
季節の変わり目に影響を受けやすい人の特徴をご紹介します。自身が当てはまっていないかチェックしましょう。
①更年期に該当する男女

女性の更年期は通常、45〜55歳頃の時期にあたります。男性の更年期は女性の更年期ほど明確な時期はありませんが、一般的に40代後半から60代前半にかけて始まることが多いとされています。
更年期になると、男性はテストステロン、女性はエストロゲンと呼ばれるホルモンの減少がみられます。
男性の場合
体力の低下や環境の変化などの要因も重なり、疲労感・ほてり・発汗・しびれ・憂鬱・イライラ・不眠などの症状が徐々に起こります。
女性の場合
手足の冷え・発汗・頭痛・のぼせ・ほてり・肩こり・動悸・腰痛・疲労感・憂鬱・イライラなどの症状が起こるのが特徴です。季節の変わり目にともない、更年期特有のホルモンバランスの乱れが原因で体調不良になるケースがあります。
②月経がある女性

特に女性ホルモンのバランスが変動しやすい月経期間と季節の変わり目が重なると、自律神経のバランスが乱れて体調不良になりやすいと言われています。
③気象病の男女

気象病とは、気圧や温度、湿度などの変動で起こる不調です。季節の変わり目に頭痛や関節痛、倦怠感などの症状が起こりやすくなります。男性よりも女性のほうが多い傾向があります。
日照時間の変化による
体調不良

季節の変わり目による体調不良は、日照時間が変化しているかもしれません。日照時間が短くなると、多幸感を左右する脳の神経伝達物質セロトニンの分泌量が減少するからです。そのため、倦怠感や憂鬱な気分が起こる可能性があります。
また、セロトニンの減少は睡眠にも影響を及ぼします。睡眠ホルモンであるメラトニンの原料がセロトニンだからです。セロトニンが減ると、メラトニンが減少してスムーズな睡眠につながりにくくなります。

あなたは大丈夫?
自律神経の乱れをチェックしよう!
「自分に限って季節の変わり目の影響を受けることはないだろう」と思っていても、知らないうちに寒暖差や気圧変動の影響を受けているケースがあります。以下の内容に複数該当していないかチェックしましょう!
| ● | ストレスを感じやすい |
| ● | イライラしやすい |
| ● | 肩こり・腰痛がある |
| ● | 片頭痛がある |
| ● | 乗り物酔いしやすい |
| ● | 運動する機会がない |
| ● | 冷房の効いている部屋にいることが多い(多かった) |
複数当てはまる場合は、体重増加に気をつけましょう。普段の生活を送るうえで改善できるポイントを探していきましょう。

>>次回、けんくら Vol.077は 10月4日(金)深夜24時更新!
次回は、「季節の変わり目にやるべき健康対策」をお送りします。


普段は気象の影響を感じなくても、台風の時に気持ち悪くなったり、頭痛がしたりと気象病を自覚する場合があります。
気象病が起きた時におすすめなのが、「耳ストレッチ」。内耳の血流を促して、自律神経を整えて気象病を解消するストレッチです。
台風発生時の
気象病(頭痛やめまい)を解消
耳ストレッチ
目安:朝・昼・晩に1セットずつ行う
①親指と人差し指で両耳を軽くつまみ、上・下・横にそれぞれ5秒間ずつ引っ張る。

②耳を軽く引っ張りながら、後ろ方向に5回ゆっくり回す。

耳などに痛みを感じたら、すぐにやめましょう。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。


