



※健康な暮らし2025年新春号タブロイド8ページに掲載された内容です。
65歳以上の5人に1人が認知症!
アロマ・音楽・運動療法で
認知症対策!

65歳以上の
5人に1人が認知症
65歳以上の高齢者の中で、認知症を患う人はおよそ5人に1人という統計が出ています。超高齢化社会が進む日本では、認知症は避けられない社会問題です。
認知症は単に物忘れをするだけでなく、日常生活に支障をきたす記憶障害や判断力の低下、時には感情のコントロールが難しくなる症状も含まれます。家族や介護者にとっても大きな負担となるため、早期の予防とケアが重要です。
認知症の種類
認知症にはいくつかの種類があります。その中でも代表的なものは次の通りです。
●アルツハイマー型認知症
認知症の中で最も多いのがアルツハイマー型です。脳内のアミロイドベータという異常なタンパク質が蓄積し、神経細胞が徐々に壊れていくことで発症します。記憶力の低下が主な症状で、徐々に日常生活にも影響が出てきます。
●血管性認知症
脳梗塞や脳出血などの血管障害が原因となって発症する認知症です。症状の進行はアルツハイマー型に比べると比較的ゆっくりですが、運動障害や言語障害などの身体的な症状を伴うことが多いです。
●レビー小体型認知症
パーキンソン病と関連が深く、運動機能の障害や幻覚などの症状が現れるのが特徴です。レビー小体という異常なタンパク質が脳内に蓄積することで発症します。
●前頭側頭型認知症
前頭葉や側頭葉が萎縮することで発症する認知症で、初期には物忘れよりも感情や行動の変化が目立つことが特徴です。自己中心的な行動や不適切な発言が増えることがあります。
アロマ療法・音楽療法・
運動療法などの認知症対策

認知症に対する具体的な対策として、アロマ療法や音楽療法、運動療法が注目されています。これらは脳の働きを活性化させ、認知症の進行を遅らせる効果が期待されています。
●アロマ療法
アロマ療法は、香りの力を使って脳を刺激し、リラックス効果や記憶力向上をサポートする方法です。とくに認知症に効果が期待される香りには、ローズマリーやラベンダー*1があります。
ローズマリーは集中力や記憶力を高める働きがあり、朝に使用すると良いとされています。一方、ラベンダーは夜のリラックスタイムに使うことで、睡眠の質を向上させ、脳の疲れを取る効果が期待できます。
●音楽療法
音楽療法は、懐かしい曲やリズムを用いることで、脳の記憶を呼び起こす効果があります。とくに、高齢者が若い頃に聴いていた音楽を再生することで、感情の安定や記憶の回復が見られることが報告されています。音楽を通じて楽しさを感じることができるため、ストレス軽減にもつながります。
●運動療法
認知症予防には身体を動かすことも大切です。ウォーキングや簡単なストレッチ、体操など、軽い運動が脳の血流を促進し、認知機能を保つのに役立ちます。とくに、外に出て自然の中で体を動かすことは、心身ともにリフレッシュでき、気分転換にもなります。さらに、他人とコミュニケーションを取りながら運動を行うことが、脳の活性化に寄与すると考えられています。
*1:アルツハイマー病患者に対するアロマセラピーの有用性 木村有希他13名 Dementia Japan 19 :77-85, 2005
健やかな思考を
サポートするイチョウ葉

認知機能の維持に役立つ成分として、イチョウ葉エキスが注目されています。
イチョウ葉には抗酸化作用があり、脳の血流を促進し、神経細胞の保護をサポートします。これにより、記憶力や認知機能の維持が期待できると言われています。
さらに、イチョウ葉にはフラボノイドが含まれており、これが脳の酸化ストレスを軽減し、神経伝達をスムーズにする作用があるとされています。
日々の健康維持のために、イチョウ葉をサプリメントやお茶などで取り入れてみるのも良いでしょう。

>>次回、けんくら Vol.090は 1月3日(金)深夜24時更新!

寒さによる不調を吹き飛ばすツボ!
<ひざの痛み・関節痛>
※健康な暮らし2025年新春号タブロイド6ページに掲載された内容です。
寒くなると、冷え症や胃腸の不調、関節痛が増えがちです。そんな時は、ツボを押して体を内側から温めましょう。
膝の関節痛には「足三里(あしさんり)」が有効で、足のすねに位置し、関節の痛みを和らげます。ぜひ毎日取り入れて寒さを乗り切りましょう。
もうすぐ新年を迎えますが、ツボを押して、縁起の良い巳年を元気に楽しく迎えましょう!


足三里(あしさんり)
足三里は、膝の前面を通る胃経の経絡上にあり、「ひざ痛を緩和する」と言われるツボです。
膝のお皿の外側、指4本分下がった一番くぼんでいる箇所を痛気持ち良いくらいの強さで5秒間隔で押します。
(30秒)


