けんくら Vol.001 多くの人が抱える「メンタル不調」

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寒い冬から暖かい春へ
でも気分は晴れない

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 寒い冬が過ぎると、暖かい春が訪れます。春になると鮮やかに咲いた桜を観賞したり、たくさんの花が咲く季節なので「花まつり」など屋外イベントが多くなり、楽しい気分になります。また、春は卒業式や定年退職などの別れもあれば、入学式や新社会人など新しい人と出会いもあり、環境が変わる季節でもあります。
 そして、春になると気分が落ち込み、ネガティブな思考になりやすく、不安を抱える人が増加するのです。

なのに不安になるのはなんでだろう?

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 不安を抱えたり、気分が落ち込むことを「メンタル不調」といいますが、このような状態はは様々な原因で起こります。
 例えば、季節の変わり目による気温の変化に体がついていけず、また春の場合は、生活環境の変化がメンタル不調の原因になることがあります。
 春は出会いや別れが多く、慣れない環境で仕事をしたり、初めて出会う人と話をすることがストレスになり、わずか1ヵ月で早期退職する人もいるそうです。
 メンタル不調は、精神的な不調ですが、放っておくと他の体調不良になることもあります。老若男女、年齢問わずに起こる可能性があるので、ちゃんとケアすることが大切です。

季節性のメンタル不調の原因
日出日没の変化が影響?

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 季節の変わり目によるメンタル不調は、気候の変化と、日照時間が大きく影響しているといわれています。
 私たちの体の中には、朝になると目が覚め、夜になると眠くなるような「体内時計」が備わっています。体内時計は日照時間と深く関わっていて、海外と日本を移動する時に時差がズレる「時差ボケ」がありますが、日照時間と体内時計も同じ関係です。
 日照時間が短い冬から、日照時間が長い夏に移行する途中の春は体内時計がズレやすくなります。
 体内時計がズレると、様々なストレスを感じやすくメンタル不調になるおそれがあります。

体内時計のズレはいろんな体調不良の原因に!

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 「春になると眠くなる」と聞いたことはありませんか?実際に、春になると日中でも眠気を感じる人が増加します。
 その原因は、体内時計のズレが関わっています。体内時計のコントロールは、体調を管理する「自律神経」が担っていて、自律神経はストレスに影響を受けやすく、過度なストレスを受けると自律神経のバランスが乱れ、同時に体内時計の時間もズレます。
 例えば、就寝時間の夜になっても、全く眠くならないのは自律神経のバランスの乱れにより、体内時計がズレている状態です。この状態が続くと、メンタル不調はもちろん、体内の血流の循環が悪くなり、疲労、冷え症、肩こり、頭痛、おなかの不調にまで繋がります。

メンタル不調が続くと「うつ」になる可能性も

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 体内時計のズレは、メンタル不調と他の体調不良になる可能性があることが分かりましたが、疲労などで体力が消耗されている状態は、メンタル不調を悪化させ、ひどくなると「うつ」になる可能性があります。
 もともと季節性のうつは、夏から冬に向かう秋に起こりやすく、暖かくなりはじめる春に改善される場合がありますが、最近は「春うつ」を発症する人も増加しています。
 メンタル不調が悪化してうつにならないためにも、早めの対策が大切になります。

続きを読む→けんくら Vol.002 食生活や生活環境を変えてみる!不安に負けない!気分がアガる方法


 春になり、ポカポカと暖かくなってくると、外を歩くのが楽しいですね。
 ウォーキングはメタボリックシンドロームのような糖尿病、肥満、高血圧の原因になる状態や、ロコモティブシンドロームのような加齢に伴って筋力が低下する状態を予防する万能な健康運動です。ウォーキングは少し息が上がり汗ばむ程度が理想ですが、自然と足を前に出してリズムよく歩くことが大切です。
 それには、太もも周りの筋肉を鍛えることが大切で、特に「大腿四頭筋」を鍛えると足を自然に前に出すことができます。今回は大腿四頭筋とバランス力を鍛えることができる「スプリットスクワット」を紹介します。

スプリットスクワット

<1セット10回・1日2セット>

① 背筋をまっすぐ伸ばし、左足を前に、右足を後ろに足を前後に開きます。

② 左足に体重をかけながら、ゆっくりと右足の膝を地面に近づけるように腰を落とします。
次に左足に体重をかけながら、ゆっくりと上体を起こし①に戻します。
これを10回ほど繰り返します。(反対側も同様)

体に痛みを感じたら、すぐにやめましょう。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。

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