けんくら Vol.113 食べて元気に!夏の伝統食と夏バテ予防<健康な暮らし2025年夏号連動企画>

※健康な暮らし2025年夏号タブロイド4ページに掲載された内容です。

 暑さが厳しくなる日本の夏。気温や湿度の上昇とともに、体力や食欲が落ちてしまう「夏バテ」に悩む人も増えてきます。そんなとき、昔から日本で親しまれてきた伝統的な食べ物には、暑い夏を元気に乗り切る知恵が詰まっています。
 今回は、夏の食卓に取り入れたい伝統食と、その健康効果についてご紹介します。

🎐うなぎ
〜スタミナをつける定番食〜

 「土用の丑の日」といえばうなぎ。実はこの習慣、江戸時代の発明だったことをご存知ですか?
 あるうなぎ屋の売上が落ちた夏、学者・平賀源内のすすめで「丑の日にうなぎを食べよう」と宣伝したところ大人気に。以来、夏の風物詩として根付いたのです。
 うなぎは、ビタミンB群(特にB1)が豊富で、糖質をエネルギーに変える力をサポートします。また、EPAやDHAといった良質な脂肪酸も多く含まれており、血流の改善や脳の健康におすすめです。
 さらに、うなぎはビタミンAやD、カルシウムなども含まれており、栄養バランスに優れています。脂が多いイメージがありますが、実は疲れた体にとってはエネルギーの元になる「パワーフード」なのです。

   🎐ところてん
〜涼を呼ぶヘルシーフード〜

 見た目にも涼しげな「ところてん」は、江戸時代の人々にも愛された夏の風物詩。ところてんは、平安時代から続くと言われる長い歴史があり、かつては貴族の食卓にも登場したと言われています。
 ところてんは、天草(テングサ)などの海藻から作られ、食物繊維が豊富で腸内環境を整える働きがあります。水分をたっぷり含みながらカロリーは非常に低く、ダイエットや便秘対策にも注目されています。
 酢醤油でさっぱり食べるスタイルが定番ですが、黒蜜をかけてスイーツとして楽しむ地域もあります。

   🎐素麺(そうめん)
〜食べやすさと栄養をプラス〜

 つるっと喉ごしの良い素麺は、夏の定番メニュー。そうめんの歴史は約1200年も前にさかのぼり、奈良時代に中国から伝わった「索餅(さくべい)」が起源とも言われています。
 しかし、素麺だけでは炭水化物中心になってしまい、栄養が偏りがち。そこで、卵焼きや蒸し鶏、納豆、刻んだオクラやミョウガなどの夏野菜をトッピングすれば、たんぱく質・ビタミン・ミネラルもバランスよく摂ることができます。
 最近では、トマトジュースや豆乳をベースにした「アレンジつゆ」も人気。さらに、梅干しやおろし生姜、みょうがを加えることで、食欲増進や殺菌作用がアップします。アレンジ次第で、夏バテ予防の心強い味方になります。

   🎐甘酒(あまざけ)
〜「飲む点滴」で夏を乗り切る〜

 「甘酒」と聞くと冬の飲み物というイメージがあるかもしれませんが、実は昔は「夏の栄養ドリンク」としても飲まれていました。
 米と米麹から作られる甘酒には、ブドウ糖・ビタミンB群・アミノ酸など、疲労回復に欠かせない成分がたっぷり含まれています。
 江戸時代には、夏の体力低下を防ぐ目的で、町中に「甘酒売り」がいたほどです。冷やして飲めば、すっきりした口当たりで暑い日にもぴったり。米麹甘酒であれば、アルコールが苦手な方でも安心して楽しめるのも嬉しいポイントです。

   伝統食から学ぶ、
夏バテしない暮らし

 どの食材にも共通するのは、「自然に逆らわず、季節に合わせて体を整える」という先人たちの知恵。
 旬の食材は、その時季に必要な栄養を自然と含んでいます。現代の栄養学と照らし合わせても、その効果は理にかなっています。
 この夏は、昔ながらの日本の知恵を食卓に取り入れて、健やかに、そしておいしく夏バテ知らずの日々を送りましょう!

自然のめぐみで、
夏をのりきるからだづくりを

 年齢とともに、「なんとなく疲れやすい」「食欲が落ちてしまう」「毎年、夏の終わりにぐったりする」…そんなお悩みを感じていませんか?
 うなぎや甘酒、ところてんなど、昔から受け継がれてきた食の知恵には、暑さを乗り越える工夫がたくさん詰まっています。そして、そうした「自然の力」に着目し、東洋医学の考え方をもとに生まれたのが「陶陶酒(とうとうしゅ)」です。
 陶陶酒は、マムシや高麗人参などの自然のエキスをバランスよく組み合わせてつくられた滋養酒。体力や気力が落ちやすい夏に、体の内側からじんわりと力を届けてくれます。冷房や湿気、冷たい食べ物などによる“内臓の冷え”にも配慮されており、夏バテしやすい方や、胃腸が弱りがちな方にもおすすめです。毎日少しずつ飲み続けることで、無理なく健やかな体づくりをサポートします。
 毎年夏になると体調が不安…という方は、この夏、陶陶酒で「元気の基礎」をととのえる、セルフケア習慣をはじめてみましょう。

この夏、「元気の基礎」をととのえよう!
東洋医学の考え方をもとに生まれた「陶陶酒」はこちら

>>次回、けんくら Vol.0114は 6月20日(金)深夜24時更新!


※健康な暮らし2025年夏号タブロイド3ページに掲載された内容です。

高齢者の関節痛に「フレイル予防体操」

 加齢とともに気になる「関節のこわばり」や「動きづらさ」。その背景には、筋力の低下や関節の柔軟性の衰えなど、「フレイル(加齢による心身の衰え)」のはじまりが潜んでいることもあります。
 実は、簡単な体操を日々の暮らしに取り入れることで、関節痛の予防とフレイル対策が同時に行えるのをご存知ですか?
 今回は、自宅で無理なくできる簡単な体操をご紹介。無理なく続けられる運動で、筋肉と関節をやさしく動かし、体のめぐりもアップさせましょう。
 紹介する「仰向けで手首・足首くるくる体操」は、テレビを見ながらでも、寝る前にも気軽にできるメニューです。1日1回を目安に、自分のペースでゆったりと続けてみてください。

仰向けで手首・足首くるくる体操
(関節の柔軟性アップ)

目安:1日1回

①仰向けに寝て、両手を天井に向けて伸ばし、手首をくるくると外回しをして次に内回しをする。(外・内回し各5回ずつ)

②両手を床に下ろし、つま先を天井に向けて伸ばす。(足を上げづらいときは、お尻の下にクッションを敷く)。
足首を外回しして、次に内回しをする。(外・内回し各5回ずつ)
左右で動きやすさに違いがある場合は、動きにくい方を追加して足首を回すと良いでしょう。

>>次回、けんくら Vol.114は 6月20日(金)深夜24時更新!


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シニアの元気を守る黄金ルール
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