



※健康な暮らし2025年夏号タブロイド2ページに掲載された内容です。

梅雨に悪化する関節痛
梅雨の時季になると、なぜか関節がズキズキする、動かしづらい、だるさが残る…関節痛が梅雨に悪化しやすい背景には、「気圧」と「湿度」の変化があります。気圧が下がると、体内の圧力とのバランスが崩れ、関節周囲の組織が膨張しやすくなります。これにより、神経が圧迫されて痛みが出やすくなると考えられています。
2025年注目の
関節治療 &セルフケア法
最近、関節の痛みに悩むシニア世代の間で注目を集めているのが「PRP療法(多血小板血漿療法)」です。これは、自分の血液から抽出した血小板を濃縮し、患部の関節に注射することで自然治癒力を引き出す再生医療のひとつ。変形性膝関節症や股関節痛の治療に導入されるケースが増えており、副作用が少ない点も大きな魅力です。
この治療は保険適用外の自由診療となるため費用は自己負担ですが、内容や予算に応じて選択肢が広がっています。費用の幅は広く、治療法や施設によって異なります。血液検査や再診料が別途かかる場合もあるため、事前の確認が大切です。
そのほか、自宅でのセルフケアとして「関節リハビリ器具」の活用も人気です。ペダル漕ぎ器やストレッチ補助具など、運動が苦手な方でも安心して使える商品が続々と登場しています。
さらに、高齢者の関節痛対策として取り入れたいのが「フレイル予防体操(けんくらVol.112〜114参照)」。関節を支える筋肉を鍛えることで、痛みの軽減や転倒予防にもつながるため、医療機関や地域の体操教室などでも活用されています。

治療回数や間隔は、患者さんの症状や医師の判断によって調整されることがあります。治療を検討される際は、専門の医療機関での相談をおすすめします。
| ◆標準PRP療法 | (費用目安:約3〜5万円/1回) 基本的なPRP療法。安全性が高く、軽度の関節痛に適応。軽度の関節痛、PRP療法が初めての方に。 |
| ◆高濃度PRP療法(APS) | (費用目安:約30〜40万円/1回) 抗炎症作用・修復因子が豊富。効果が高く、進行例向き。中等度〜重度の関節症、手術を避けたい方に。 |
| ◆PRP-FD療法 | (費用目安:約10〜20万円/1回) 凍結乾燥で保存可能。タイミングを選ばず使える。通院が難しい方、複数回利用を考える方に。 |

食事で関節を守る
🟡コラーゲンとビタミンC
コラーゲンは関節の軟骨を構成する重要な成分。鶏皮、手羽先、魚の煮こごりなどに多く含まれます。ビタミンCはその合成を助けるので、一緒に摂取するのが効果的です。
🟡抗炎症作用のある食材
青魚(EPAやDHA)やトマト(リコピン)、しょうがやターメリックなども、関節の炎症を抑える食材として注目されています。
🟡グルコサミン
軟骨の成分でもあるグルコサミンは、関節のクッション性を保つ働きがあるとされ、補うことで関節のすり減りを和らげると言われています。エビやカニの殻に多く含まれ、サプリメントとしても人気があります。
🟡キャッツクロー
南米アマゾン原産のハーブで、抗炎症作用が期待されている植物です。関節痛の軽減を目的に海外でも使用されており、ハーブサプリメントとして注目が高まっています。
サプリメントを上手に利用して関節の健康維持に役立ててください。
関節の健康に!飲みやすい粒タイプの
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『ちょっとした段差』が気になる方に
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>>次回、けんくら Vol.0115は 6月27日(金)深夜24時更新!

※健康な暮らし2025年夏号タブロイド3ページに掲載された内容です。
高齢者の関節痛に「フレイル予防体操」
加齢とともに気になる「関節のこわばり」や「動きづらさ」。その背景には、筋力の低下や関節の柔軟性の衰えなど、「フレイル(加齢による心身の衰え)」のはじまりが潜んでいることもあります。
実は、簡単な体操を日々の暮らしに取り入れることで、関節痛の予防とフレイル対策が同時に行えるのをご存知ですか?
今回は、自宅で無理なくできる簡単な体操をご紹介。無理なく続けられる運動で、筋肉と関節をやさしく動かし、体のめぐりもアップさせましょう。
紹介する「肩回し&背中ストレッチ」は、テレビを見ながらでも、寝る前にも気軽にできるメニューです。1日1回を目安に、自分のペースでゆったりと続けてみてください。
肩回し&背中ストレッチ
(上半身のこわばり予防)
目安:1日1回
①背筋を伸ばして椅子に浅めに座る。 両手を両肩に乗せ、両手を肩につけたまま、ひじで円を描くようにして、ぐるぐると前に大きく回す。 次に後ろに大きく回す。
(前回し・後ろ回し 各10回ずつ)

②つぎに、両手を前で組んで、息を吐きながら背中を丸めて、ゆっくり伸ばす。

③両手を下ろし、胸を開いて深呼吸する。深呼吸は3回ほど行う。




