

今回は、Vol.013の続き
「ヘルパンギーナ対策編」です!

前回のはなし(Vol.013)のおさらい

夏は強すぎる冷房や冷たいものを食べ過ぎると体調を崩すおそれがあります。夏に流行する疾患といえば手足口病やプール熱などありますが、「ヘルパンギーナ」に注意が必要です。
ヘルパンギーナは、エンテロウイルスの種類に含まれるコクサッキーウイルスによる感染症で、6~10月に発症しますが、特に暑くなる7~8月に感染が広がるといわれている夏かぜです。
ヘルパンギーナに発症するのは、主に5歳以下の乳幼児が多く、症状は38~39度の発熱と、口の奥が赤く腫れ、小さい水疱のような発疹が特徴で、潜伏期間は3~6日、発熱は1~3日で落ち着きます。また、ヘルパンギーナは大人でも感染することがあります。
大人が発症すると、頭痛・倦怠感・筋肉痛・関節の痛みなどインフルエンザに近い症状になることがあり、発熱も40度を超える場合があるなど、子どもよりも重症化するといわれています。主に感染した子どもの看病をしている親が感染するケースが多いですが、大人同士でも感染する場合があるので注意が必要です。
また、口の中の発疹により痛みが生じて、まともに食事や水分をとることができない場合があり、体の中の水分量が減ることで脱水になることがあります。脱水になると、発熱に伴う意識障害やけいれんなどを引き起こす「熱けいれん」など熱中症を起こすことがあるので、熱中症対策のためにも、ヘルパンギーナの予防や対策が必要になります。

ヘルパンギーナに発症したら
安静と水分補給が大切!

ヘルパンギーナの初期症状は発熱に続き喉が痛み、喉の奥が赤く腫れて小さい水疱のような発疹があらわれます。
発症したら、まず横になって安静にすることが大切です。口の中は口内炎のように食べ物を入れると痛みが生じるので、食事は少し冷たくてのど越しが良い物をおすすめします。
飲み物は、酸味や炭酸など刺激があるものは避け、少し冷えた水、麦茶、牛乳などがおすすめです。体をゆっくりと休ませて水分補給をとり、必要に応じて医療機関で処方された薬を服用すると良いでしょう。
痛みが生じる時は豆腐・ゼリー・プリン、冷ましたおかゆなどがおすすめ!また、オレンジジュースのような酸味がある飲み物や炭酸水は口にしみるので、少し冷やした麦茶や牛乳がおすすめです。
感染を広げないため
二次感染を予防する!が 基本!

ヘルパンギーナはウイルス性の感染症なので、ウイルスの飛沫と接触による感染が原因になります。
まず、飛沫感染を避けるために感染者と看病する方もマスクをつけることが大切です。そして、ドアノブや、洗面所の水を出すバルブなどウイルスが付着しそうな場所を消毒する必要があります。ヘルパンギーナの原因になるコクサッキーウイルスは、消毒用アルコールでは取り除く事が難しいので、次亜塩素酸が入った除菌スプレーを使いましょう。
また、タオルなども感染者と分けて使い、看病しているときの服にもウイルスが付着している可能性があるので、こまめな着替えも大切です。
手洗いが対策の基本!
ポイントは「お誕生日の歌」を2回歌う?

手にウイルスが付着した状態で食事をしたり、いろいろな物に触ると、感染が広がる可能性があります。
ヘルパンギーナに感染しない対策の基本は「手洗い」です。手洗いも簡単に済ませてしまうと、満足な消毒が期待できないので、手の平、手の甲、指先、指と爪の間、指の間、手首を入念に洗う必要があります。
丁寧に洗うには約20秒が必要になりますが、2009年に「新型インフルエンザ」が流行したときに、ある幼稚園では「お誕生日の歌」を園児たちが2回歌いながら手を洗って感染予防をしていました。お誕生日の歌は約10秒で歌えるので、「ハッピーバースデイ、トゥーユー・・・」と2回歌えば、しっかりと消毒することができます。
普段から体調管理しておくことが大切!

大人がヘルパンギーナに感染する原因に睡眠不足や疲れなどの体調不良があげられますが、日頃から体調を整えるだけでも感染予防に繋がります。
特に夏はバテやすく、たんぱく質やビタミンを含む食事をとり、しっかりと睡眠をとることが大切です。また、栄養をサポートするサプリメントや健康酒などを併用するのもおすすめです。
>>けんくら Vol.015 熱中症だけじゃない!夏に注意する「目」の健康 !

暑さで疲れやすい夏は、ストレスを溜めやすく体調不良になる人も増加します。一日の疲れは、なるべく早く対処することが大切です。
そこで「湧泉」をおすすめします。湧泉は、全身の体調を整え、リラクゼーション効果からストレスを緩和するといわれています。全身が温かい状態の風呂上りに押すと効果的です。
<左右各30秒ずつ>

足の指を曲げた際にできる窪み部分を、両手の親指で強めに5秒間隔で押します。(左右30秒ずつ)

