けんくら Vol.016 紫外線・ウイルス性・乾燥…夏の目の健康を守る!

今回は、Vol.015の続き
夏の目の健康対策編です!

前回のはなし(Vol.015)のおさらい

 日焼け止めクリームを活用したり、日傘や帽子で日焼けの対策をしますが、意外に見落としがちな場所が「目」です。
 紫外線が目に入ると、ある程度は角膜に吸収されますが、吸収されない紫外線が水晶体や網膜にまで届いてしまう場合があります。特に夏は過剰に紫外線にあたりすぎて発症する「結膜炎(けつまくえん)」、海に反射した太陽光や山など高い場所で強い紫外線にあたると発症する「雪眼炎(せつがんえん)」、白目の一部が黄色い斑点や隆起する「瞼裂斑(けんれつはん)」、結膜の下にある細胞が繁殖して目頭から角膜にかけて入り込む「翼状片(よくじょうへん)」などの目の病気に気をつけなければいけません。その他にも紫外線は老眼や白内障の原因にもなるので紫外線対策は欠かせません。
 また、夏に増加する目の病気といえば「はやり目」です。はやり目は、アデノウイルスが原因となる目の病気で、アデノウイルスが付いた手で目を擦ると感染します。
 そして、暑い夏に欠かせない扇風機の風に直接あたると、目が乾く「ドライアイ」の原因になります。このように夏は、目の健康を守る対策が大切になります。

サングラス目を守る医療機器!

 紫外線から目を守る基本は「サングラス」です。サングラスは、ファッションとしてだけでなく、目を保護するための医療機器でもあり、目を夏の強い日差しから守る重要なアイテムです。
 サングラスは形状と色など種類がたくさんあります。レンズの色が濃い黒のサングラスが紫外線を防ぐイメージですが、実はレンズの色と紫外線を防ぐ性能は関係ないといわれています。
 紫外線対策に使うサングラスは、「紫外線透過率」という表示を確認することが大切です。紫外線透過率という表示は、レンズが紫外線を透過する数字で、この数字が低いほど紫外線をカットします。例えば、「紫外線透過率0.1%以下」であれば、紫外線を99.9%以上カットすることができるのです。
 サングラスは、色で選ぶのではなくて紫外線透過率で選び、さらに小さなレンズより、目をしっかりと保護する大きいレンズのほうが、しっかりと目を保護することができるのでおすすめです。

こまめな目薬の点眼は大切!

 目薬による点眼も目を守るために必要な対策です。特に、紫外線やドライアイから目を守るには、ヒアルロン酸が配合された目薬をおすすめします。
 ヒアルロン酸は紫外線による炎症の抑制に役立つといわれ、さらに目の表面を保護し、目の渇きの予防にも繋がるので、目の健康に欠かせません。

手は清潔にしておく!

 アデノウイルスによる結膜炎を防ぐには、とにかく手を清潔にして、もし感染者がいる場合は同じタオルを使わないなど気を付けましょう。
 手洗いは「けんくらVol.15」でご紹介した「お誕生日の歌」を2回歌いながら、手の平・手の甲・指先・指と爪の間・指の間・手首を入念に洗うことをおすすめします。

ルテインの抗酸化作用!

 目の健康に「ルテイン」が含まれるサプリメントを活用する方法もあります。
 ルテインは水晶体などに存在する成分で、マリーゴールドや緑黄色野菜に含まれており、紫外線やスマホの画面などから放出されるブルーライトから細胞を守ると言われています。
 ルテインは、体内で生成することができますが、加齢に伴い減少する成分でもあるので、普段の食事と併用して摂ると良いでしょう。

次回は、8月11日(金)深夜24時更新です!


 夏はお祭りや観光スポットなど、屋外で楽しめるイベントが盛りだくさん。しかし、長時間歩き続けていると、足が疲れてしまいます。そこで飛揚をおすすめします。飛揚を押すと、太ももの裏やふくらはぎなど、疲れが感じやすい場所の疲れを緩和するツボです。休憩できるベンチなどに座って飛揚を押すと良いでしょう。

<左右各30秒ずつ>

 外くるぶしの後ろの窪みから指7本分上がり、指1本分ふくらはぎ側に入った箇所を、親指で少し強めに5秒間隔で押します。

>>次回、けんくら Vol.017 は8月11日(金)深夜24時更新!

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夏に注意する「目」の健康 !