


7月で猛暑日が最多記録!

ジリジリと暑い日が続いて、外歩くのも辛いですね。特に今年は7月から暑く感じませんでしたか?
東京都は、7月の段階で猛暑日(35度以上)の日数が最多記録を更新して関東地方や東海地方では40度に迫る暑さになり、各メディアでも「災害級の暑さ」と報じていました。
暑さに慣れていないせいか、熱中症になる人が増加し、連日平均1,300人(7月23日現在)が救急搬送され、その6割が65歳以上の高齢者です。高齢者はのどの渇きが感じにくくなるので脱水を起こしやすく、また例年と同じように過ごしていたために、今年の暑さに耐えきれなくなったことが原因だといわれています。
涼しいはずのエルニーニョ現象なのに暑い?

WMO(世界気象機関)は、7月に世界の平均気温が最高値を更新したと発表し、さらに7年ぶりに発生した「エルニーニョ現象」が平均気温を高める可能性があると懸念しています。
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沖にかけて海面水温が平年より高くなる状態が約1年続く現象で、反対に同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれます。
しかし、通常日本では、エルニーニョ現象だと冷夏と暖冬、ラニーニャ現象だと暑夏と寒冬になるとされていますが、なぜ今年の夏は暑いのでしょうか?
それは数年に1度だけ起こる「ダイポールモード現象」が影響していると考えられます。ダイポールモード現象とは、東インド洋熱帯域の海面水温が平年よりも低くなり、西インド洋熱帯域の海面水温が平年よりも暖かくなる気候変動の現象で、これにより太平洋高気圧の勢力が強くなり、日本の夏は暑くなる傾向があります。
ボーっとする、頭痛も熱中症の可能性!

暑さで倒れるだけが熱中症ではありません。例えば、ボーっとしたり、軽い頭痛を起こす、こんな軽い症状も熱中症の可能性があります。
体調が優れない状態でずっと過ごすと吐き気や激しい頭痛の症状があらわれ、さらに悪化すると熱けいれんや意識障害を引き起こし、救急搬送される可能性もあります。水分補給、塩分補給、休憩を行い、無理は禁物です。
日中の移動はキケン!水分補給をしっかり!

冒頭にもありましたが、今年は特別暑く、近所のスーパーやコンビニなど、ほんの少しの距離を歩くのも、日中の場合は熱中症対策を怠った無防備な状態だとかなり危険です。
特に高齢者は、体力の低下やのどの渇きが感じにくいなど、熱中症が起きやすい条件が多く、さらに意識障害を起こして転倒などすると、骨折などで寝たきりになる場合もあるので、買い物などは夕方など涼しい時間帯にしましょう。

>>次回、けんくら Vol.018は 8月18日(金)深夜24時更新!
「喉が渇いたら危ない!暑いと思ったら手の平を冷やす!」

ふらつかないで片足で立つことができますか?
片足で立ってふらつく人は、足(太もも)の筋力が低下している可能性があります。特に、猛暑日が多い8月は、暑さにより体調を崩しやすくなることに加え、太ももの筋力が低下すると、つまずいて転倒しやすくなるので注意が必要です。
両手を両肩に組んだでスクワットで太ももの筋肉を鍛えて、ふらつきにくい身体にしましょう!

両手を両肩に組んだスクワット
<1セット:10〜20回 目安:1日2セット>
① 両手を両肩に組んだ状態で椅子等に座ります。

② 両手を両肩に組んだ状態のまま立ち上がります。

③ ゆっくり座ります。①〜③を繰り返します。

体に痛みを感じたら、すぐにやめましょう。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。


