

今回は、Vol.027の続き
「秋の目のトラブル」の対策編です!

前回のはなし(Vol.027)のおさらい

秋は年間を通して台風が多い時季です。キャンプや紅葉狩りなど屋外のアクティビティを予定しても台無しになることがあります。台風は熱帯低気圧の最大風速が17.2m/s以上の総称で、秋になると東海地方から関東地方を通り、さらに偏西風の影響により風の勢いが増して強力な台風に変化することもあります。
台風が発生すると体調不良を訴える人が増加しますが、それは人の耳の奥にバランスを保つための「三半規管」と「耳石器」がある「内耳」が低気圧に影響されやすいことが原因の場合があります。低気圧を感じた内耳は、その信号を神経を通して脳に伝達します。その一連の流れが自律神経にストレス反応を起こし、自律神経が乱れて体調不良を起こす場合があり、血流も悪くします。
血流の悪化はひざ周辺の筋肉を硬くし、ひざ痛の原因になります。また、ひざ関節を包むように覆う「関節包」は、低気圧になると膨張し、血管などが圧迫されて、ひざ痛を起こすことがあります。
今回は、日頃からできる関節痛の予防対策を紹介します。

自律神経を整えるにはしっかりと寝る!

内耳は低気圧に影響されやすく、結果的に自律神経の乱れの原因になります。また、台風の雨風で濡れると、体を冷やしてしまい、さらに濡れている状態が不快に感じて、それがストレスになることがあります。
普段の生活の中でもストレスは自律神経を乱す大きな原因となります。ストレスは血管に大きな負担をかけることが多く、高血圧・脳梗塞・動脈硬化などの病気に関わる危険因子なので、どれだけストレスから身を守るかが重要になります。
ストレスを緩和して、なおかつ自律神経を整えるには質の良い「睡眠」がおすすめ!
睡眠は1日の疲れを取り除き、次の日を気持ちよくスタートさせるために必要です。質の良い睡眠は、睡眠を妨げる原因を避けることが大切です。
例えば、スマートフォンの画面の光は身体を覚醒させてしまうので、就寝時の使用は避けましょう。また、就寝前に入浴すると、体が火照って目が覚めて眠れないので、入浴は就寝する2時間までに済ませましょう。
それでも、満足のいく睡眠がとれない場合は、早朝に起きて、朝日を浴びてみましょう。朝日(曇りでもOK)を浴びると、体内時計がリセットされて、就寝時間になると自然と眠気が出てくるのでおすすめです。
自律神経を整えて、関節痛を予防しましょう。
関節痛は温める?冷やす?

関節痛によりひざが痛いときは、温めるor冷やすのはどちらが正しいでしょうか?これは急性の場合と慢性の場合で変わります。
急性の関節痛は、ひざ周りの筋肉が炎症を起こしているので冷やすと良いでしょう。
しかし、変形性ひざ関節症のような慢性の場合は、冷やしてしまうと血流が悪化して筋肉が硬くなり、かえって痛みが増す場合があります。
関節を温める方法は入浴がおすすめです。ひざサポーターは、サイズが小さいと締め付けによって血管を圧迫することがあり、また長時間つけると血流の悪化に繋がるので、使用方法には気をつけましょう。
実践!関節痛にはコレ①
「皿ストレッチ」
ひざに痛みがあるときは「皿ストレッチ」をおすすめします!
ひざの皿が動かないと、しゃがむときや、ひざを曲げ伸ばしするときに痛みが発生します。反対にひざの皿の動きが柔軟だと、痛みが発生しにくくなります。歩く前に行うのもおすすめです。

①足をまっすぐ伸ばし、ひざの皿を両手の親指と人差し指で掴みます。

② ひざの皿を掴んだまま、上・下・左・右・上右・下左・上左・下右の8方向に各5~10秒間動かします。
①~②までが1セット、1日2セットまで行います。
激しく痛む場合は避けましょう。
実践!関節痛にはコレ②
「ひざを曲げないウォーキング」
ひざ痛は、痛みを避けるために動かさないでいると症状が悪化する場合があります。
ひざ痛を予防するには、ひざ周りの筋肉を強化し、とにかく動かすことが大切なため、ウォーキングをおすすめします。しかし、動かすことが大切とはいえ、あまりにも痛いと辛いので、ひざの痛みを考慮した「ひざを曲げないウォーキング」をおすすめします。

① ひざは曲げないで伸ばして歩くことを意識します。
② 歩幅が大きいとひざに負担がかかるので、歩幅を小さくします。
③ 前に出した足は、かかとから優しく着地するように心がけます。
④ 腕の振りは小さくして、肩の力を抜きます。
リラックスした状態で、まずは約10分を目安に歩き、慣れてきたら時間を増やすと良いでしょう。
ただし、過度に運動量を増やすとかえってひざを痛めてしまう場合があるので、毎日続けられるペースで頑張りましょう。
次回は、11月3日(金)深夜24時更新です!

耳は自律神経のバランスに関わる「中耳」だけでなく、全身に作用するツボが集合しています。しかし、耳のツボは細かく、ピンポイントで押すのは困難です。
そこで、今回は起床時に行うだけで、朝からシャキッとスタートすることができる「耳もみ」を紹介します。
耳もみ

①人差し指と親指で耳を丸めます。
(20~30秒)

②人差し指と中指で耳を挟み、上下に動かします。
(20~30秒)

③人差し指と親指で耳を掴み、外側に引っ張ります。
(20~30秒)

