


寝てもいびきで起きちゃう!

あけましておめでとうございます。
三が日が終わり、生活リズムを取り戻したいのに寝つきが悪くて苦労されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
睡眠は毎日を健康に過ごすために大切です。そんな睡眠を妨げてしまう一つの要因に「いびき」があります。
いびきの大きい人が近くにいたり、また、自らのいびきで夜中に起きてしまって睡眠不足になる人も少なくありません。睡眠不足は体調不良の原因になり、いびきが重症化すると命の危険に繋がります。
いびきはナゼ起こる?

いびきの正体は、空気の通り道である「上気道」が狭くなり、狭くなった上気道を空気が通るときに、空気抵抗が大きいために生じる気道の壁の振動音です。
上気道が狭くなるのは、喉の奥にある軟口蓋(なんこうがい)や口蓋垂(こうがいすい)、舌根(ぜっこん)、喉頭蓋(こうとうがい)が重力で落ち込みやすいことが原因です。他にも気道の壁が狭くなる原因に体型が関わる場合があります。
いびきをかくのは
肥満の人が多い!

肥満によるメタボ体型は、内臓脂肪の増加によりお腹が出ているイメージがありますが、実は肥満になるとあごや首周りにも脂肪がつく場合が多くあります。
あごや首周りに脂肪がつくと、気道の壁を狭くして空気抵抗が大きくなり、いびきにつながります。
ただし、スリム体型の人でも、骨格によっていびきが発生することがあります。特に女性は、男性と比べてあごが小さいことが理由で気道の空気抵抗が大きくなり、いびきが発生すると考えられています。
循環器にも影響を与える
「睡眠時無呼吸症候群」!

いびきでも無呼吸を伴ういびきは注意が必要です。
「睡眠時無呼吸症候群」は、睡眠中に呼吸量が少なくなり、また呼吸が止まってしまうことで体が低酸素状態になる症状が起こります。
体が低酸素状態になると、心臓や血管に大きく負担がかかり、「高血圧」「脳梗塞」「心筋梗塞」など循環器に関わる病気のリスクを高めてしまいます。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に起こるために、症状に気がつきにくい場合があります。
早朝の心筋梗塞に注意

欧米で睡眠時無呼吸症候群の50%が高血圧を合併するという調査結果がありますが、日本でも睡眠時無呼吸症候群と高血圧は関係があるとされる調査結果が出ています。また、睡眠時無呼吸症候群が高血圧の原因になっているケースも多く見られます。
高血圧の中でも見逃されやすく気をつけたいのが「早朝高血圧」です。起床後1時間以内に血圧を測定し、上の血圧が135mmHg以上、下の血圧が85mmHg以上あれば早朝高血圧とされます。
夜間頻尿による
睡眠不足も

また、この時季気になるのが「夜間頻尿」です。
夜間頻尿は、夜間に排尿のため1回以上起きる症状を指しますが、若年者で10〜30%、高齢者は40〜80%夜間頻尿だという調査結果がでています。また、夜間に血圧の低下が少ない高齢者や高血圧の人は夜間尿量が増加するため、高血圧と夜間頻尿の関連も指摘されています。
夜間頻尿があると夜中にトイレに行くため睡眠不足に悩まされますが、睡眠時間が6時間未満の人は、7〜8時間の睡眠時間の人に比べて心筋梗塞などの心血管疾患を発症するリスクが4.95倍になることが報告されています。
また、いびきや睡眠時無呼吸症候群、夜間頻尿により睡眠時間が極端に短くなると、高血圧や心疾患、糖尿病、認知症、うつ病なども発症しやすくなると言われています。これらを予防や改善するにはどうしたら良いでしょうか。

>>次回、けんくら Vol.039は 1月12日(金)深夜24時更新!
「呼吸法や便利グッズも!
いびき・高血圧・夜間頻尿対策!」をお送りします。


冬は代謝が落ちやすく、肥満に気をつけなければいけません。特に太ももやおしりは「下半身」の中でも目立つ部分です。
カエルブリッジは、仰向けの状態で行えるので、布団やベッドの上でも、太ももとおしりを鍛えることができます。また、太ももを鍛えることで、歩行時のつまずきを予防することができます。
カエルブリッジ
<1セット:20回 目安:1日2〜3セット>
①1.仰向けになり、手のひらを下にして
ひざを立てた状態で足の裏を合わせます。

②両手と両足に力を加え、おしりを浮かせます。
3秒間キープしたら浮かせたおしりを戻します。
これを20回くり返します。
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体に痛みを感じたら、すぐにやめましょう。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。


