

今回は、Vol.003の続き
「ストレスによるおなかの不調に役立つ対策編」です!

前回のはなし(Vol.003)のおさらい
春は自律神経のバランスが乱れて「なんとなく疲れている」状態に悩む人がいます。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」のバランスで保たれていますが、ストレスに影響を受けやすい弱点があります。
また、自律神経は血管の収縮と拡張で全身の血液循環をコントロールします。特に「おなか」は血液がたくさん集まる場所なため、自律神経の乱れにより血流が悪化するだけで「おなかの不調」に繋がります。
おなかは全身の中でも免疫細胞が多く集まる場所なため、様々なウイルスや病原菌に対抗するために、常に良い状態保つことが大切です。今回は、前回のはなしの続きで、対策編です!

自律神経が整うと
体がイキイキする!

乱れた自律神経は規則正しい生活とストレス対策を行うことで整えることができます。
規則正しい生活とは、「栄養バランスを考えた食事と良質な睡眠」、「仕事や作業などの合間に休息を入れる」や「適度な運動を行う」といったメリハリのある生活を指します。
自律神経が整うと血流改善に繋がるので、胃腸障害・冷え症・高血圧・動脈硬化・肥満などあらゆる病気の予防に役立ちます。
毎日を健康に過ごすには、自律神経を整えることが欠かせません。それにはまず、「睡眠」を見直すことが大切です。
健康への近道「睡眠」
「早寝早起き」が大切!

近年、テレビの健康情報番組や雑誌で毎日の健康に「睡眠」が欠かせないと取り上げられたり、睡眠を助ける健康食品や医薬品も存在します。
睡眠は、溜まった疲れを取り除くだけでなく、自律神経のバランスを整える働きと、脳を休ませることができるので、集中力を高めることができます。
しかし、夜更かしをしたり、起床時間が遅かったりと不規則な生活を送っている場合、自律神経が乱れ、睡眠をまともにとることができない睡眠障害になる可能性があります。
就寝時間になっても眠くならない場合は、遅寝遅起きが原因で体内時計が乱れていることがあるので、その場合は眠くても朝早起きをすることが大切です。さらに体内時計は朝日を浴びることでリセットすることができるので、睡眠に悩んでいる場合は早寝早起きを目指しましょう。
手足が冷えて眠れない場合は
グーパー運動!

「寝つきが悪い」、「眠りが浅い」など、まともに睡眠がとれてない人の中には「手足が冷えて眠れない」という悩みを持っている場合があります。
就寝時は、副交感神経の働きで体がリラックスしている状態であることが理想です。しかし、手足が冷えている場合は交感神経が活発になり、血管が収縮するので血液が手足の先にある毛細血管まで行き届かない状態になります。この場合、副交感神経を働かせる必要があります。
睡眠を専門に研究している医師の中には「グーパー運動」をおすすめしています。
グーパー運動は、手のひらをグッとグーにして、パッとパーにした時に、体の緊張が解けるので副交感神経が働くといわれています。就寝時に横になったまま行えるので、手足に冷えを感じた場合はやってみましょう。
「内蔵の冷え」は入浴でスイッチ“温”!

自律神経の乱れによる「おなかの不調」は、血液循環がうまくいかないことで起こる「内臓の冷え」が原因かもしれません。
血液がたくさん集まるおなかは、血液循環に左右される場所で、血行が悪いだけで冷えになり、消化不良や胃もたれなどの胃腸障害になるおそれがあります。
そこで、内臓の冷えに入浴をおすすめします。入浴は睡眠と同じく自律神経を整える良い方法で、冷えの対策に最適です。
冷え対策に良い入浴は、熱いお湯よりも約38~40度のお湯に15~20分間浸かると、身体を芯から温めることができます。ただし、就寝直前の入浴は体が暑すぎて、かえって睡眠を妨げてしまうことがあるので、入浴は就寝2時間前までに済ませましょう。
次回は、5月19日(金)深夜24時更新です!
「ズキズキ!グワングワン!梅雨は頭痛に悩む人が増加する!」

「若い頃は油っぽい食事が好きだった」、「若い頃と比べると食欲が落ちた」など胃腸の働きは加齢によって低下します。さらに、自律神経が乱れて血流が悪化すると消化不良や胃もたれの原因になります。
そこで、今回はおなかの健康に役立つ「足三里(あしさんり)」を紹介します。足三里は、血流を促し、腹痛を感じた時やおなかが張る時、また足の疲れに良いといわれるツボです。おなかに不調を感じた時に押してみましょう。
足三里(あしさんり)
<左右各30秒ずつ>

胃腸の働きを整えたり、たくさん歩いた後に押すと疲れの解消に役立つツボです。
ひざの皿の外側から指の幅4本分(親指以外)だけ下げた、すねの骨の「きわ」を親指で少し強めに5秒間隔で押します。


